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SmartCityX Achievements

2020-2021

2020.8.26 プログラム発表会&スタートアップ募集開始

国内の各産業を代表するパートナー企業とともに、「ニューノーマル時代のスマートシティ」をテーマに、世界中のスタートアップと連携・事業共創を行うグローバル・オープンイノベーション・プログラム『SmartCityX』をスタートしました。 プログラム開始時のパートナー企業は、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、出光興産株式会社、ウーブン・プラネット・ホールディングス株式会社、日本ユニシス株式会社、 株式会社博報堂、東日本旅客鉄道株式会社の6社。また地域課題に取り組む先進自治体として、三重県、東京都渋谷区がオブザーバーとして参画しました。

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オンラインでローンチイベントを行うとともに、スマートシティの主要6領域に関連するスタートアップの募集を開始しました。

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ローンチイベントでは、Advisory BoardのBaron Davisをはじめ、プログラムに賛同し、事業共創をサポートしてくれる世界中のメンターからコメントが寄せられました。

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SmartCityX イベントローンチハイライトビデオ

2020.10.7 ワークショップ #1

4つの自治体・7つのパートナー企業から、50名超の方々にご参画いただき、大企業・自治体の枠を超えた「未来のまち」に関する議論を実施しました。議論内容を”SCX Principles (カラフル、ライフアップデート、オーナーシップ)”としてまとめ、その後の活動指針としました。

カラフル: 誰もが生きたい人生を生きられる街。時間・空間に制約されることなく、多様な人の多様な幸せを叶えることができる。

ライフアップデート: ソフトウェアで進化しつづける街。人が街に合わせるのではなく、街が人に合わせてアップデートしていく。

オーナーシップ: 住んでいても、離れていてもオーナーシップが持てる街。参加することで誇りや愛着がより深まる。

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2020.10.29 早期採択スタートアップの発表

ご応募いただいたスタートアップのうち、特に優れた18社(9ヵ国、6カテゴリ)を早期採択しました。

また新たに積水化学工業株式会社、西日本電信電話株式会社の2社がパートナー企業として参画しました。福井県、茨城県鹿嶋市 / 株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー、大阪商工会議所もオブザーバーとして参画しました。

2021.1.13 スタートアップ募集締め切り

プログラム開始から約3ヶ月間で、39の国や地域から多様な領域のスタートアップ351社にご応募をいただきました。

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新たに、パートナー企業や国内外のスタートアップとの事業共創に取り組むサポーター企業として、味の素株式会社、株式会社ジェーシービー、スズキ株式会社、株式会社ディー・エヌ・エー、ライオン株式会社の5社が参画しました。

2021.2.1 パーティシパント採択

ご応募いただいた351社の中から、『SmartCityX』の事業開発プログラムにご参加いただく「パーティシパント」として、世界20ヶ国から95社のスタートアップを採択しました。

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2021.2.12 キックオフイベント開催

採択スタートアップとパートナー企業のマッチミーティングに先駆け、キックオフイベントを開催しました。キックオフイベント後、250回にわたるミーティングが行われました。

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2021.4.14 ワークショップ #2

採択スタートアップも加え、より具体化した事業開発案件に関するディスカッションを行いました。12のパートナー及びサポーター企業、4つのオブザーバー自治体に加え、スタートアップ、メンターにもご参加いただき、案件ごとの個別の討議がなされました。

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2021.6.17 SmartCityX Happy Hour

ワクチン接種が進み、6月15日から全面的な経済再開が宣言されたサンフランシスコのスクラムベンチャーズオフィスで、プログラム発足後初の米国での対面イベントを開催しました。メンター、スタートアップ、日本の大企業の方々にご参加いただき、カジュアルなHappy Hourを実施。参加者の皆さんにとっても、久しぶりのネットワーキングの場とあって、多くの方にご参加いただき、盛会となりました。

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2021.6.23 SmartCityX 成果発表 Demo Day

一年目の成果を発表する成果発表 Demo Day を開催しました。各カテゴリを代表するスタートアップ6社をご紹介するとともに、一年目の事業開発プログラムを経て生まれた大企業・スタートアップ間の事業共創プロジェクトの中から、先行して6件を発表しました。

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一年目プログラムで生まれた事業共創案件

1年目のプログラムでは、『SmartCityX Principles』に基づき、業種や企業の垣根を越えたサービス開発に取り組み、国内外のメンターによるアドバイスや、先進自治体による実証フィールドの提供等のサポートを得ながら、多くの事業共創案件が生まれることとなりました。成果発表デモデイでは、一年目の事業開発プログラムを経て生まれた大企業・スタートアップ間の事業共創プロジェクトの中から、先行して6件を発表しました。

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01

地域エコシステム『スマートよろず屋』~SSネットワークを活用した予防医療拠点~

出光興産株式会社

スマートスキャン株式会社

三重県

スマートスキャンの提供する、オンラインで予約・問診~決済~結果通知まで完結するスマート検診サービスを提供し、地域の生活者が暮らしの中でよりスムーズにアクセスできる予防医療の形を提案します。まずは、6/10から三重県・東員町にて、トレーラーを用いた移動式クリニックで実証実験を行い、その後、他地域のサービスステーション(SS)ネットワークでの展開を検討していく予定です。

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 Infection Control & Public Hygiene ~街をきれいに安心に~

02

ライオン株式会社

東日本旅客鉄道株式会社

株式会社エクサウィザーズ

株式会社博報堂

手指消毒等の衛生行動のデータを取得し、衛生意識を見える化する「衛生ステーション」構想をスタートします。家でも外出先でもなく、街中での衛生的な行動を促すこと目的に推進していきます。生活や街において、移動のハブであり、かつ街の玄関口である駅を拠点に衛生行動をモニタリングしていくことで、利用する方がお互いに街の衛生状態を守りあえるような関係を目指していきます。今秋には、JR東日本が有する場を使っての実証実験を計画しています。

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03

住民の行動変容を促す、日常使い出来る防災ソリューション

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社

東京都渋谷区

あいおいニッセイ同和損害保険が持つ『cmap ( https://cmap.dev/ )』をベースに、高齢者・若者を含む地域住民の方に日常的に利用される防災アプリの開発に渋谷区とともに取り組みます。平常時は天候にまつわる小さな不便の解消等で日常利用を促し、災害時には避難所への避難行動を促すような仕組みを構築してまいります。2021年度内にはプロトタイプを開発し、渋谷区内でPoCを実施する予定です。

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04

デジタル時代の新たな交通安全対策~テレマティクス技術を活用した新たな交通システム~

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社

福井県

福井県警察

福井県の重点課題である地域の交通課題解決に対し、あいおいニッセイ同和損害保険の有するテレマティクスタグを活用し、県内ドライバーの運転データを取得することで、地域内の危険挙動が多いエリアを検出します。事故が発生する恐れのあるエリアを特定し、県と県警がデータの有用性を確認した上で、実証で取得したデータと警察が持つ事故データを掛け合わせて事故の発生を未然に防止するなど、先手先手の交通安全対策を目指していきます。

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05

トラストあるデータ流通基盤を軸とした、鹿島アントラーズファン向けの新たな価値提供及びホームタウン地域課題へのチャレンジ

日本ユニシス株式会社

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社

株式会社ジェーシービー

Miles

茨城県鹿嶋市 / 株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー

鹿島アントラーズのホームゲームに来訪するファンは自家用車が多く、周辺の混雑がファンだけでなく周辺住民の課題になっています。鹿島アントラーズというブランドを有効的に活用しながら、代替交通機関の利用や周辺店舗での消費等、スポーツチームを通じた鹿嶋地域産業の活性化を図ります。事業者間・サービス間のデータのやりとりには、日本ユニシスが提供するトラストあるデータ流通基盤『Dot to Dot』が活用され、消費者に対するインセンティブの付与には米Miles社が提供するマイレージアプリが用いられる予定です。

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06

生活者向け行動変容型サービスで実現する、「地方創生」「地域活性化」

東日本旅客鉄道株式会社

Miles

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社

スマートフォンを介して生活者の移動情報に応じてリワードを提供するアプリ『JREAD』を共同開発し、訪れたことのない店舗を訪問する・エコフレンドリーな移動手段を選択する等の行動変容を促すとともに、データの地方創生への活用を目指します。これまで、2021年2〜3月に実証実験を実施し、アンケートやモニタリングを通じてサービスの受容性を確認してきました。今後の事業展開を継続的に検討してまいります。

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各カテゴリを代表するスタートアップ6社

世界20の国と地域から採択されたスタートアップ95社の中から、各カテゴリを代表するスタートアップ6社がプレゼンテーションを行いました。

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​コンシューマー

プロダクト&サービス

Misapplied Sciences [United States]

特殊なHW・SW技術で1つのディスプレイで人によって異なる映像を見せる「パラレル・リアリティ」

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モビリティ

EVA [United States]

最大で24の機体を収容する、運搬可能なドローンインフラの提供

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スマート​ビルディング

Caspar.ai [United States]

AIセンシング技術を活用した、非接触でプライバシーに配慮した高齢者遠隔見守りサービス

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エネルギー&資源

​&サスティナビリティ

Electro-Active Technologies [United States]

食料廃棄物を分解して再エネ水素を製造するモジュラーシステムの開発

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インフラストラクチャー

Tomorrow.io [United States]

災害リスクを回避・軽減する、高精度な気象分析プラットフォームの提供

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ソーシャルイノベーション

Singular Perturbations [Japan]

犯罪予測システム 及び 最適なパトロール経路アプリの提供による、地域防犯の実現

この日に先行して発表した6件以外にも、多くの事業共創がはじまっています。会場に集まったパートナー各社と共に、スタートアップと大企業、また大企業同士の新たな事業展開について、2年目以降も「生活者中心」という視点を大切にしながら、新たな取り組みを進めていくことを誓いました。

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SmartCityXの取り組みについては、NHK、日本経済新聞など、多くのメディアでご紹介いただきました。詳しくはスクラムベンチャーズのメディア掲載のページ「SmartCityX」のカテゴリをご覧ください。

SmartCityX 2020 (2020年8月~2021年6月)について

プロジェクト概要: 「SmartCityX」は、各業界をリードする大企業パートナーが、世界中の最先端のスタートアップとともに「未来のまち」を共創するグローバル・オープンイノベーション・プログラム

主催:スクラムベンチャーズ

パートナー企業:あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、出光興産株式会社、ウーブン・プラネット・ホールディングス株式会社、積水化学工業株式会社、西日本電信電話株式会社、日本ユニシス株式会社、株式会社博報堂、東日本旅客鉄道株式会社

サポーター企業:味の素株式会社、株式会社ジェーシービー、スズキ株式会社、株式会社ディー・エヌ・エー、ライオン株式会社

​​オブザーバー自治体:福井県、三重県、茨城県鹿嶋市 / 株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー、東京都渋谷区、大阪商工会議所

リソースパートナー:アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社、CIC Japan合同会社、日本貿易振興機構(ジェトロ)

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